レーザー墨出し器の価格は、付いているレーザーダイオードの数に比例します。例えばろく(水平ライン)のみと立ち(縦ライン)とろく(水平ライン)の2本だと倍の金額という目安です。価格に反映される要因としてはレーザーダイオードの数の他にも色の違い、赤と緑があり緑の方が高い傾向にあります。
また、整準方式の違いでも金額は変わってきます。電子整準式とマグネットダンパー方式があり、電子整準方式の方が価格的には高いです。それとオプション的な要素として、自動追尾機能が組み込まれたタイプの機種の方が付いていない機種よりも当然高くなります。自動追尾機能に関しては、後付の機械が出ているメーカーもありますので、購入したあとで自動追尾機能を追加することが出来ますし、現場作業の際に不要であれば 取り外すことも出来ます。様々な要因で金額の違いがありますが、必要でなければレーザーの本数は増やす必要はありませんし、自動追尾機能もなくても作業は出来ます。
ただ、レーザーの色に関しては見やすさの違いがあり、グリーンの方が視認性が高いので、ちょっと金額が上がってもグリーンを選ぶ方が最近は多いようです。価格に反映される要素の大まかな部分はこのような部分だと思います。
修理代も加味しよう。購入するときの決め手は?
様々なメーカーからレーザー墨出し器が発売されています。 各メーカー比較表ページにも記載していますが、同等製品では数字で表される違いはあまり見られません。ですが、有名メーカーと言われるメーカーの製品はなぜ?と言いたくなるような謎の高額な価格設定になっています。
有名メーカーを選ぶ理由
- 高い製品の方が優れているに決まってる。
- 有名メーカーだから精度も高いし壊れないだろう。
- 高くても評価や評判が良いから。
- 日本製だから。
- みんなが使ってるから。
有名メーカーの機種だと高いけど安心感があるので、安心を買っているような感覚でしょうか・・・
色々な口コミで各メーカーの精度にはそれほど差がないというものが多いと実感しています。そうであればなるべく格安なものを選びたいと思いネットで調べた結果、うちの会社ではコスパの高かったVOICEのレーザー墨出し器を選んだわけですが、各メーカーでの差の中で同じ距離で見た場合のラインの太さが少し太いとか、グリーンのレーザーだけどちょっと見にくいとかありますが、許せる範囲の違いであれば価格相当と納得できると思います。面倒な問題が起こる可能性を減らすために有名メーカーを選ぶのでしょうが、壊れたり、精度がくるってきた場合メーカーに修理・点検の依頼をしなければなりません。機械を梱包して送ってから、直って帰ってくるまでに掛かる時間が長いのは非常に困ると思います。高額でも有名メーカーが5~6日で返却されるのであれば、大いに納得します^^;
VOICE修理期間
『何日間で修理から帰ってくるか、メーカーに問い合わせてみました。』
お問い合わせありがとうございます。
修理調整にかかる日数でございますが、通常下記の日数+配送にかかる日数が必要となります。
(混雑時は下記の日数よりも多くお時間を頂く場合がございます。)■1年間の保証期間内の修理の場合
修理品到着後1~3営業日内に修理して発送いたします。■1年以上経過後、又は保証対象外の修理の場合
修理品到着後1~3営業日内に点検しお見積もりをご提示いたします。
ご承諾のお返事を頂いてから1~3営業日内に修理し発送させていただきます。
(修理費を銀行振込でお支払いいただく場合はご入金の確認ができてからの修理となります。)
又、弊社は修理の際の代替え機の貸し出しは行なっておりませんので、
修理依頼中も絶えずご使用の予定があるのであれば、複数台ご購入頂いた方がよろしいかと存じます。
との回答をいただきました、1週間以内ということで、ありがたいですね^^
また点検調整費用としては、公式サイトにてレーザーダイオードの個数×¥1.000、およその金額ですが掲載されていました。