電気設備工事におすすめのレーザー墨出し器
電気設備工事におすすめの機種の場合、レーザー墨出し器が非常に役立つ業種だと思います。なぜかというと、最終的な器具付けの場面では周りの天井・壁などが仕上がっている状態となっているため、安易に墨を打てません。(ボードの状態で墨のライン打ちは塗装では薄く出てしまうことが多い)良くてチョークでの墨打ちとなります。
そういう状況では、レーザーをつけっぱなしでラインを合わせながら位置出しを行うのでレーザー墨出し器が非常に役立つのです、というよりも必需品となっているでしょう。天井に1~2か所スポットライトをつける程度等の仕事の場合は、地墨と天井墨がポイントだけ出るタイプのレーザー墨出し器などの簡易タイプのものも有ります。小さくてバッグに入れても邪魔にならない小さいサイズで電車で現場に行くのも大丈夫です。
天井に電気器具を付けるための墨出しにはレーザー墨出し器の大矩が4本出るタイプは欲しいところです。壁面のコンセントやスイッチ類の墨出しなどには、ろく360°が便利でしょう。もしくは、自動追尾を追加で付けるのなら、水平1本タイプでもOKです、必ず複数人での作業が可能な職場であれば手動での回転でおぎなえるでしょう。
何しろ、電気設備工事は機器の取り付け数が工事業者の中で1番多いと思われるので、しかも機器の取り付け時の周りの環境が仕上がりに近い状況のため、レーザー墨出し器は手放せないでしょう。そして出来るなら赤よりも見やすい、グリーンのレーザー墨出し器をおすすめします。
また外部の作業も考えられると思いますので、三脚と受光器をセットでそろえた方が良いでしょう。外部であれば天候が悪く雨の時もあるでしょう。どのメーカーで出しているレーザー墨出し器もIP54対応がほとんどですので、雨に降られても機械がすぐに壊れるということは無いと思いますが、なるべく雨の日の外部作業でのレーザー墨出しは控えた方が良いですね。
給排水設備工事におすすめのレーザー墨出し器
給排水設備工事の場合、立ち(縦ライン)よりもろく(水平ライン)の方が使用頻度が高いと思います。器具付けの際必要な墨は水平がほとんどですから。特に排水に関しては、勾配の兼ね合いがありますので水平に関してのラインが重要になってきます。利用客の多い商業施設などの給排水設備であれば、たくさんの器具付けがあると思いますが、特に一定のスパンで横にたくさんの機器を同じ高さで取り付ける場面がほとんどでしょう。
よって給排水設備工事の場合に必要なおすすめレーザー墨出し器の機種は、ろく(水平レベル)を中心に決定すると良いでしょう。欲を言えば自動追尾機能追加機種で、立ち(縦ライン)はそこそこの本数で大矩が2本(天井で直行しているタイプ)、オプションも準備しておいた方が良いと思いますので、三脚と受光器をセットで購入を考えて下さい。