内装全般・現場管理人におすすめのレーザー墨出し器
内装の現場管理の私は、いろいろな墨を出さなければならないので、なるべくライン数の多いタイプを選びます。又、人手が足りない場合もあるので、リモコン式の自動追尾機能もあった方が良いです。最低大矩4本と水平1本の自動追尾機能付きか、大矩4本と水平360°のどちらかが必要になると思います。
おおもとの基準墨を出すときは2人でないとだめかもしれませんね。中心の通路の真ん中の墨を1本出して、それと直行する墨も基準で出しておきます。(この部分はピタゴラスの定理で出します。)その基準墨からすべての墨をだしていきます。レーザー墨出し器はその墨を延長したり、立ちの墨を出したり、また天井への墨出しにも非常に便利で重宝します。
また、ろく墨も1か所基準を決めて、床仕上がりからの1.000返りを部屋内一周出しておきます。その時にも、レーザー墨出し器の水平で出して行きます。助手の人間がいればレーザー墨出し器の向きを変えながら、部屋一周の墨を出せますが、一人の場合は自動追尾で要所要所にポイント墨を出していけるので、超便利です。
でも実際に墨を打つことが出来ないので、近くにいる誰かしらに、片側を持ってもらうことも結構あります。一度1.000返りを出してしまえば、レーザー墨出し器を三脚にセットして動かしながら、1.000ラインをいろんな場所へ写していけます。超便利なので、三脚も必須アイテムとなります。そして、明るい現場の場合、レーザーラインが見えずらいので受光器も必須アイテムとなります。「なんだよ結局フルセット必要じゃん」そうですね^^全部あった方が何かと便利なので、あとで後悔しないためにも、みなさんセットでそろえる事をおすすめします。
軽鉄・ボード工事におすすめのレーザー墨出し器
私が管理している現場の場合、軽鉄屋さんが建てる間仕切りの地墨はすべて出ているので、建てた軽鉄間仕切りの倒れを確認するための機能が必要です。立ちが2本あれば最低限大丈夫だと思いますが、下げ振りを主に使って補助的にレーザーを使うような感じでしょうか。一番使うのは、ろくでしょう。
天井の軽鉄組には部屋全周のろく墨が必要になります。壁際は墨に合わせて組んでいけますが、部屋の中心はレーザー光を当てながらの確認で高さを確かめながら調整していきます。したがって、軽鉄・ボード工事屋さんにおすすめのレーザー墨出し器は水平360°もしくは、自動追尾機能付き機種で、縦は最低2本あればまかなえると思います。私の所のような地墨を出す必要の無い現場の場合ですが・・・。オプションアイテムは三脚・受光器が必要でしょう。
VOICEの5ライングリーンレーザー墨出し器に受光器と三脚をつけたセットの場合¥44.560-
VOICE5ライングリーンレーザー墨出し器に自動追尾オートベースのセットをつけたタイプで、¥73.420-となっています。